Opensignal は、消費者の接続体感を分析するための独立したグローバル・スタンダードです。弊社の業界レポートは、人々が日常生活でモバイルやブロードバンド接続を使用する際に何が起こるかを理解するための決定版ガイドです。
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カバレッジ部門では、NTTドコモがかなりの差をつけて2つの賞を受賞し、5G利⽤率についてはSoftBankと共同受賞でした。得点差は利⽤率で小さくなっていますが(100ポイント満点で4オペレーターすべてがわずか0.9ポイント差)、5Gの到達率および5G利⽤率のスコアでは大差がつきました。5G到達率を受賞したNTTドコモは、SoftBank(10ポイント中2.5)を制して2.8を獲得しましたが、楽天は0.5で届きませんでした。同様に、5G利⽤率では、楽天のスコア1%から3ポイント以上引き離し4.3%と4.1%のスコアを獲得しました。
5Gゲーム・エクスペリエンスと5Gビデオ・エクスペリエンスの両カテゴリにおいて、SoftBankは100ポイント中スコア86.6と77.9で勝利しました。すべてのモバイル・ユーザー(ゲーム・エクスペリエンスとビデオ・エクスペリエンス)の全体エクスペリエンスを表す賞では、同じくSoftBankが再び勝利を収めましたが、スコアはそれぞれ82.1と66と低いものでした。全体エクスペリエンスにおけるこのような低スコアは、5G技術の重要性を浮き彫りにしました。
NTTドコモユーザーが体感した平均ダウンロード速度(52.9 Mbps)は、2位のau(47 Mbps)と3位のSoftBank(41.9 Mbps)よりも高速でした。しかし、5Gダウンロード・スピード・エクスペリエンスでは、NTTドコモと楽天が、統計的同点でそれぞれ194 Mbpsと181.8 Mbpsのスコアを獲得しました。
5Gアップロード・スピード29. 7Mbpsで、楽天は2位のSoftBankのスコア24.2 Mbpsに差をつけて第1位になりました。楽天ユーザーのアップロード平均速度は、国内競合他社3社のSoftBank(10.3 Mbps)、NTTドコモ(10 Mbps)、au(8.8 Mbps)よりも15.8 Mbpsのスコアを抑えてリードしました。
「中核となる一貫した品質」で、SoftBankユーザーは、一般アクティビティの要件を満たすテストの素晴らしいバランスを体感しました。しかし、NTTドコモとソフトバンクは「一貫した素晴らしい品質」アワードを共同受賞しました。つまりこの2社のユーザーは、要求の厳しいアプリケーションやサービスの測定において、最も多くの部分で最低限の要件を満たしていたのです。
これらのメトリックに対する5Gと全体的な賞の両方で、2オペレーターが共同受賞しています。音声アプリ・エクスペリエンスでは、一般的なモバイルアプリを使用してリアルタイムの音声通信を行うことが定量化されています。この種のアプリには、Facebook Messenger、LINE、Skype、WhatsAppなどがあります。
Opensignalの最新日本モバイル・ネットワーク・エクスペリエンス・レポートでは、5Gエクスペリエンスと全体エクスペリエンスの両方を初めて1つのレポートで分析しました。また、日本の4つの国内オペレーターのエクスペリエンスの一貫性を数値化する新しい賞を2つ追加しました。
日本全国で5Gが展開し続けています。総務省は、2023会計年度末までに5Gの人口カバー率を95%にすることを目指しています。NTTドコモは、5Gの展開ペースを 早める と述べています。楽天は今年5G基地局を少なくとも1万基 増やす予定です。
日本の通信オペレーターは日本のユーザーのモバイル・エクスペリエンスをさらに向上させるべく、新技術の導入を続けています。Opensignalは日本国外で 他の5Gスタンドアロン・ネットワーク の開始を見てきましたが、 KDDI は2022年初頭に日本で初めてオープンな無線アクセスネットワーク(O-RAN)技術を使用した商用スタンドアロンの5Gネットワークであると主張しました。楽天は国内での4G・5Gネットワークと国外での技術提供の両方において、 ORANの主なグローバル提案者 となっています。ORANのサプライヤーは、コスト削減とワイヤレス・ネットワークのイノベーションの加速を目指しています。
SoftBankもまた、5Gの新規格導入を推進しています。 スタンドアロンの5Gネットワークの展開 も開始しています。スタンドアロン5Gは、数百万台ものデバイスをサポートし、より信頼性と応答性に優れた低レイテンシー接続の提供を約束します。これにより、モバイル・ゲーム・エクスペリエンスとリアルタイム通信が向上し、モバイルオペレーター向けの新しいモノのインターネット市場が開かれます。
このドキュメントは、英語版の翻訳版です。 正確な翻訳を保証するためにあらゆる努⼒が払われていますが、英語版との間に不⼀致がある場合は、英語版が優先されます。
100ポイント中66点のスコアでSoftBankがビデオ・エクスペリエンス・アワードを受賞しました。次点はNTTドコモの65.1、auは64でした。SoftbankとNTTドコモのスコアはどちらも「とても良い(65~75)」に分類されています。つまり読み込み時間が通常短く、ときどき固まるのみでした。
楽天のビデオ・エクスペリエンス・スコアは56.2ポイントと低くなっています。これは楽天が他のオペレーターと比較してユーザー用の4Gスペクトラム数が限られ、5Gの導入がそれほど広範囲でないことが原因です。詳しくは、「カバレッジ」セクションをご覧ください。
5G技術を使用した場合、4オペレーターすべてでモバイル・ビデオ・ストリーミング・エクスペリエンスが大幅に向上しました。全世代のモバイル・テクノロジーを使用したスコアは、楽天の56.2からSoftBankの優勝スコア66まで幅広いですが、5Gのみを使った場合の5Gビデオ・エクスペリエンス・スコアは72から77.9となっています。5Gエクスペリエンスのオペレーターのスコア差は、全体エクスペリエンスのスコアよりも小さくなっていました。
Opensignalのビデオ・エクスペリエンスは、オペレーターのネットワークを介した実世界のビデオ・ストリームの測定によって、モバイル・デバイスに配信されるビデオ品質を定量化します。メトリックは国際電気通信連合(ITU)アプローチをベースに、画質、ビデオ読み込み時間、失速率と実際の人々から報告される受け身としてのビデオ・エクスペリエンスの間の関係を導く詳細な調査の上に成り立つアプローチになります。ビデオ・エクスペリエンスを計算する為、0から100までの値で各オペレーターによる一般的なビデオ・エクスペリエンスを測定するようなITUアプローチを採用し、エンド・ユーザーのデバイスからビデオ・ストリームを直接測定します。ビデオ・テストには様々な解像度(フルHD(FHD)、4K/ウルトラHD(UHD)を含む)を含め、世界大手のビデオ・コンテンツ業者から直接ストリームしてもらいます。
ビデオ・エクスペリエンスに加えて、ビデオ・エクスペリエンス関連の次のメトリックを報告します。
SoftBankは、100ポイント中82.1のスコアを獲得し、共同2位のauのスコア79.8と楽天の79.7、その後に続くNTTドコモの78.3を制してゲーム・エクスペリエンス・アワードを獲得しました。またSoftBankは5Gゲーム・エクスペリエンス・アワードを受賞しています。5Gエクスペリエンスのセクションをご覧ください。
ゲーム・エクスペリエンスでは、4オペレーターすべてが「良い」(75~85)とランク付けされました。つまり、マルチプレーヤー・モバイル・ゲームでは、ほとんどのユーザーがこの体感を満足と判断したのです。ゲームプレイのエクスペリエンスは概ねコントロールが保てる状態であり、ユーザーの操作がゲームの結果に素早く反映されます。多くのユーザーが操作とゲームの反応で遅延を感じる事はなかったのです。
5Gユーザーのみ(全ユーザーではない)での全体エクスペリエンスを見ると、SoftBankユーザーは100ポイント中84.4ポイントで最高スコアを獲得しました。このスコアは、「素晴らしい」のランクに必要な85の評価にほぼ到達しました。
Opensignalのゲーム・エクスペリエンスでは、オペレーターのネットワーク上でどのようにモバイル・ユーザーがリアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲームを体験しているかを測定します。0~100ポイントで測定されたユーザーのマルチプレーヤー・モバイル・ゲーム・エクスペリエンスが、遅延、パケット損失、ジッターなどのモバイルネットワーク条件によってどのような影響を受けるかを分析します。
ゲーム・エクスペリエンスは、世界中にあるサーバーにモバイル・デバイスを接続した状態で、リアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲームをプレイの際のエクスペリエンスを数値化しています。このアプローチは、数年に渡る技術ネットワーク・パラメーターと実際のモバイル・ユーザーから報告を受けたゲーム・エクスペリエンス間の関係性を数値化した結果に基づいています。このパラメーターには遅延(往復時間)、ジッター(遅延の変動性)、パケット損失(宛先に到達しないデータパケットの割合)が含まれています。またネットワーク条件への平均感度を測定する為、複数のマルチプレーヤー・モバイル・ゲームのジャンルも考慮しています。このゲーム・テストには、世界中でプレイされている一番人気のリアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲーム(Fortnite、Pro Evolution Soccer、Arena of Valor等)も含まれています。
ゲーム・エクスペリエンスを計算する為には、ユーザーのデバイスからリアル・ゲームをホストしているエンドポイントのインターネットまでのエンド・ツー・エンドのエクスペリエンスを測定するところから始まります。それから0から100までの値で得点付けられます。
ゲーム・エクスペリエンスに加えて、ゲーム・エクスペリエンス関連の次のメトリックを報告します。
楽天とSoftBankは、100ポイント中同一スコア82.3ポイントで音声アプリを・エクスペリエンス・アワードを受賞しました。しかし、auとNTTドコモはそれぞれ82ポイントと81.5ポイントを獲得しているのでそれほど差はありませんでした。
Opensignalの音声アプリに対するエクスペリエンスは、オーバー・ザ・トップ(OTT)ボイスサービスのエクスペリエンス品質を測定するものであり、国際電気通信連合(ITU)から発生したモデルを使用するWhatsApp、Skype、Facebookメッセンジャー等のモバイルデバイスアプリを元にして、全体的な音声通話品質と一連の校正された技術的パラメーターを測定します。このモデルは知覚される通話品質と技術的測定の間に生じる正確な関連姓において特徴づけられます。各オペレーターの音声アプリ・エクスペリエンスは、0から100までの値で得点付けられます。
音声アプリ・エクスペリエンスに加えて、それに関連する次のメトリックを報告します:
NTTドコモのユーザーの平均ダウンロード速度は最高の52.9 Mbpsを体感しました。これは2位のauのスコア47 Mbpsよりも5.9 Mbps(12.5%)高速で、楽天ユーザーの平均ダウンロード速度27.5 Mbpsのほぼ2倍の速度でした。第3位のSoftBankのユーザーの速度は、スコアが41.9 Mbpsのauよりもわずかに遅かったのみでした。
5Gユーザーの全体的な平均ダウンロード速度のみを見ると、4オペレーターすべてのユーザーの方がはるかに高速でした。これらのスコアは、各ネットワーク世代に費やされた時間の重み付けした5Gと4G両方の技術を使っている5Gユーザーが体感したダウンロード速度を表しています。NTTドコモの5Gユーザーは84.1 Mbpsという最高速度を達成しています。次点はauとSoftBankの5Gユーザーの平均速度がそれぞれ53.2 Mbpsと51.1 Mbpsと非常に拮抗しています。
Mbpsで測定されるダウンロード・スピード・エクスペリエンスは、オペレーターのモバイル・データ・ネットワークを通してユーザーが体感する典型的な毎日の速度を示しています。
ダウンロード・スピード・エクスペリエンスに加えて、ダウンロード速度に関連する次のメトリックを報告します。
楽天が15.8 Mbpsのスコアでアップロード・スピード・エクスペリエンス・アワードを大差で再受賞。楽天ユーザーの平均アップロード速度は、2位のSoftBankの10.3 Mbpsよりも5.6 Mbps(54.4 %)速いものでした。NTTドコモ(10 Mbps)およびau(8.8 Mbps)ユーザーは、SoftBankのユーザーに比べアップロード速度が若干遅くなりました。
アップロード・スピード・エクスペリエンスは、各オペレーターのモバイル・データ・ネットワーク上での平均アップロード速度を測定するものです。現在のモバイル・ブロードバンド技術はユーザーに各デバイスでコンテンツを消費してもらう為に出来る限り速いダウンロード速度を提供する事に焦点を当てている為、通常アップロード速度はダウンロード速度よりも遅くなっています。モバイル・インターネットの傾向がコンテンツをダウンロードする事からコンテンツを作成しリアルタイムでのコミュニケーション・サービスをサポートする事にシフトしている為、アップロード速度がより重要になってきており、アップストリーム能力を上げる為の新しい技術も出てきています。
アップロード・スピード・エクスペリエンスに加えて、アップロード速度に関連する5つのサポート・メトリックを報告します。
Opensignalが分析した8地域すべてでNTTドコモがダウンロード・スピード・エクスペリエンス・アワードを受賞しました。これによりNTTドコモのユーザーは、全国受賞に加えて、他のオペレーターのユーザーと比較して、他に類を見ない平均ダウンロード速度を達成できました。
SoftBankは大半の地域でビデオ・エクスペリエンス・アワードを受賞しています。近畿では単独受賞でしたが、6地域(中国、北海道、関東、九州、四国、東北)でau、NTTドコモと共同受賞しました。中部ではNTTドコモとのみの共同受賞でした。
楽天は地域のアップロード・スピード・エクスペリエンス・アワードで5つの賞を受賞しています。他3社での共同受賞は、中国のソフトバンク、北海道のNTTドコモ、東北のauとSoftBankでした。
ゲーム・エクスペリエンスにおいて、SoftBankは、全国アワードに加えて中部、北海道、関東、近畿の4地方でアワードを獲得しました。他の4地域では共同受賞でした。
SoftBankは、5Gビデオ・エクスペリエンス・スコアで77.9を記録し、モバイル・ビデオ・ストリーミングの5Gアワードを受賞しました。つまりこのレポートでは、5G技術をビデオに使った場合と、全てのワイヤレス接続経由でビデオをストリーミングした場合の両方で、すべてのモバイル・ユーザーの全体エクスペリエンスをカバーしたビデオ・アワードが提供されています。
NTTドコモとauはいずれも、それぞれ5Gビデオ・エクスペリエンスのスコアが74.3と74.1と統計的同点で2位になりました。楽天ユーザーは、100ポイント中72のスコアで、満足度が多少低い体感をしました。
とりわけ、素晴らしい(75以上の)5Gビデオ・エクスペリエンスを体感したのはSoftBankユーザーのみです。つまりフルHDや1080pなどすべてのストリーミング・プロバイダーと解像度で一貫性のある体感が得られ、短い読み込み時間で固まることはほぼありませんでした。他3オペレーターでは、ユーザーはとても良い(65-75)5Gビデオ・エクスペリエンスを受け入れることになりました。
5Gビデオ・エクスペリエンスは、5G接続時の実際のビデオ・ストリームで、Opensignalユーザーによるモバイル・ビデオ・エクスペリエンス品質を定量化します。メトリックは国際電気通信連合(ITU)アプローチをベースに、画質、ビデオ読み込み時間、失速率と実際の人々から報告される受け身としてのビデオ・エクスペリエンスの間の関係を導く詳細な調査の上に成り立つアプローチになります。5G ビデオ・エクスペリエンスを計算する為、0から100までの値で各オペレーターの5Gネットワークでユーザーにより観察されたビデオ・エクスペリエンスを測定するようなITUアプローチを採用し、エンド・ユーザーのデバイスからビデオ・ストリームを直接測定します。ビデオ・テストには様々な解像度(フルHD(FHD)、4K/ウルトラHD(UHD)を含む)を含め、世界大手のビデオ・コンテンツ業者から直接ストリームしてもらいます。
SoftBankユーザーは、100ポイント中86.6スコアで素晴らしい(85以上)5Gゲーム・エクスペリエンスを享受した唯一のユーザーでした。ほぼ全員のプレイヤーがゲームにおいてコントロールを保てる状態であり、ほとんどの場合で目立った遅れなくアクションに対しすぐさま応答が来る状態を表しています。
次点の5Gゲーム・エクスペリエンス・スコアは、楽天ユーザーが81.6点、auユーザーが79.2点のスコアで評価しました。どちらのオペレーターも「良い」(75~85)と評価されています。つまり、ほとんどのユーザーがゲーム・エクスペリエンスを受け入れられると考えています。
5G ゲーム・エクスペリエンスでは、オペレーターの5G ネットワーク上でどのようにモバイル・ユーザーがリアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲームを体験しているかを測定します。ユーザーのマルチプレーヤー・モバイル・ゲーム・エクスペリエンスが、遅延、パケット損失、ジッターなどのモバイルネットワーク条件によってどのような影響を受けたかを分析します。各オペレーターの5G ゲーム・エクスペリエンスは、0から100までの値で得点付けられます。
5G ゲーム・エクスペリエンスは、世界中にあるサーバーにモバイル・デバイスを接続した状態で、リアルタイム・マルチプレーヤー・モバイルゲームをプレイしている際のエクスペリエンスを数値化しています。このアプローチは、数年に渡る技術ネットワーク・パラメーターと実際のモバイル・ユーザーから報告を受けたゲーム・エクスペリエンス間の関係性を数値化した結果に基づいています。このパラメーターには遅延(往復時間)、ジッター(遅延の変動性)、パケット損失(宛先に到達しないデータパケットの割合)が含まれています。またネットワーク条件への平均感度を測定する為、複数のマルチプレーヤー・モバイル・ゲームのジャンルも考慮しています。このゲーム・テストには、世界中でプレイされている一番人気のリアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲーム(Fortnite, Pro Evolution Soccer, Arena of Valor等)も含まれています。5G ゲーム・エクスペリエンスを計算する為には、ユーザーのデバイスからリアル・ゲームをホストしているエンドポイントのインターネットまでのエンド・ツー・エンドのエクスペリエンスを測定するところから始まります。
統計的同点のスコア84および83.4を持つSoftBankと楽天は、5G音声アプリ・エクスペリエンス・アワードを共同受賞しました。しかし100ポイント中auのスコア82.8とNTTドコモのスコア79.5と、4オペレーターのスコアすべてにおいて差はほとんどありませんでした。
5G⾳声アプリ・エクスペリエンスは、オペレーターの5Gネットワーク上でWhatsApp、Skype、Facebook MessengerなどOTT音声アプリ利用時のOpensignalユーザーの体験を定量化します。国際電気通信連合(ITU)アプローチから発生したモデルを使い、全体的な音声通話品質と一連の校正された技術的パラメーターを測定します。このモデルは知覚される通話品質と技術的測定の間に生じる正確な関連姓において特徴づけられます。各オペレーターの5G 音声アプリ エクスペリエンスは、0から100までの値で得点付けられます。
NTTドコモと楽天のユーザーはスコアが194 Mbpsと181.8 Mbpsと統計的同点で5Gの平均ダウンロード速度が最速でした。その結果、2オペレーターが5Gダウンロード・スピード・アワードを共同受賞しました。
しかし5G速度は4オペレーター間で大きな違いがありました。3位のauユーザーは130.7 Mbpsの5Gダウンロード速度を体感しました。一方、SoftBankのスコア109.6 Mbpsは、2つの勝利スコアより70 Mbps低速でした。
5G ダウンロード・スピードでは、すべての3G、4Gおよび5Gネットワークオペレーターを介したOpensignalユーザーが体験した平均ダウンロード速度 エクスペリエンスを計測します。各オペレーターの5Gダウンロード速度はMbps(メガビット/秒)で計算されます。
平均5Gアップロード速度では、4オペレーターのスコア間でも大きな違いがありました。楽天はSoftBankのユーザーの24.2 Mbpsより速い29.7 Mbpsで5Gアップロード・スピード・アワードを受賞しました。
上位2社のユーザーは、それ以外の競合他社に接続するユーザーよりもはるかに高いスコアを記録しました。auとNTTドコモのユーザーの速度は、SoftBankの平均5Gアップロード速度の約半分であり、楽天ユーザーの半分以下の速度でした。3位はauの12.8 Mbps、NTTドコモのユーザーは9.7 Mbpsの5Gアップロード速度を体感しました。
5G アップロード・スピードでは、すべての3G、4Gおよび5Gネットワークオペレーターを介したOpensignalユーザーが体験した平均アップロード速度エクスペリエンスを計測します。各オペレーターの5G アップロード速度はMbps(メガビット/秒)で計算されます。
ユーザーが各オペレーターでモバイル・ブロードバンド接続に費やす時間はほぼ変わりませんでした。NTTドコモは、3G、4G、5G接続で時間の99.7%を達成し利用率賞を受賞しました。それに続いたau(99.6%)やソフトバンク(99.4%)は僅差でした。楽天は2020年に設立されたまだ新しいモバイル・ネットワークオペレーターであるにもかかわらず、そのユーザーは98.8%というスコアでそれほど遅れを取りませんでした。
私たちの利用率メトリックは、カバレッジやネットワークの地理的範囲における測定値ではありません。これらのメトリックでは、都会から離れた地方やほぼ無人の地域を訪れる場合、信号を受信できるかどうかわからないからです。その代わり、従来のカバレッジ・メトリックにおいては見過ごされていたような、人々が頻繁にいる場所におけるネットワークに接続している時間の割合を測定できます。ユーザーが「どこ」ではなく「いつ」接続しているのかを見る事ができるので、実際のユーザー・エクスペリエンスをより正確に反映させることができます。
またモバイル・ユーザーが最も不満を抱える時間についても確認する事ができます:接続できる信号が全くない時です。最も一般的なデッド・ゾーンとしては、ユーザーは屋内での接続に一番苦労していると分かります。当社の利用可能データのほとんどは屋内から収集されている為(ユーザーがほとんどの時間を過ごしている為)、信号ゼロのエリアを検出することに特に気をつけています。
私たちの利用率メトリックでは、ユーザー中心の時間ベース・アプローチを採用しています。このアプローチは、私たちのリーチ・メトリックで使われるユーザー中心の地理的手法を補完するのです。
利用率はオペレーターのネットワーク上すべてのOpensignalユーザーが3G、4Gまたは5G接続を使っていた時間の割合を示しています。
カバレッジ・マップには、3G以上のモバイル・サービスに接続しているユーザーから測定値を受け取った場所が表示されます。各マップはその携帯電話オペレーターからモバイル・サービスを取得できるエリアを示します。
日本のオペレーターは、5Gサービスを構築し、さらに多くの場所に5Gを投入し続けています。しかし5G利用率スコアは、やるべき多くのことがまだあることを明らかにしました。5Gユーザーがアクティブな5G接続スコアを維持した時間の割合を見ると、相対的に低い値が続きます。
NTTドコモとSoftBankは、それぞれ4.3%と4.1%のスコアで5G利用率アワードを共同受賞しました。auのスコアは3.7%の5G利用率で、わずかに遅れを取りました。しかし、楽天のスコアは1%と低く、アクティブな5G接続を体感した楽天の5Gユーザーは1%に過ぎません。
私たちの利用率メトリックは、カバレッジやネットワークの地理的範囲における測定値ではありません。これらのメトリックでは、都会から離れた地方やほぼ無人の地域を訪れる場合、信号を受信できるかどうかわからないからです。その代わり、従来のカバレッジ・メトリックにおいては見過ごされていたような、人々が頻繁にいる場所におけるネットワークに接続している時間の割合を測定できます。ユーザーが「どこ」ではなく「いつ」接続しているのかを見る事ができるので、実際のユーザー・エクスペリエンスをより正確に反映させることができます。
またモバイル・ユーザーが最も不満を抱える時間についても確認する事ができます:接続できる信号が全くない時です。最も一般的なデッド・ゾーンとしては、ユーザーは屋内での接続に一番苦労していると分かります。当社の利用可能データのほとんどは屋内から収集されている為(ユーザーがほとんどの時間を過ごしている為)、信号ゼロのエリアを検出することに特に気をつけています。
私たちの利用率メトリックでは、ユーザー中心の時間ベース・アプローチを採用しています。このアプローチは、私たちのリーチ・メトリックで使われるユーザー中心の地理的手法を補完するのです。
5G 利用率では5Gデバイスを持ち、5G契約中でOpensignalユーザーがアクティブな5Gに接続する時間の割合を示しています。
カバレッジ・マップには、3G以上のモバイル・サービスに接続しているユーザーから測定値を受け取った場所が表示されます。各マップはその携帯電話オペレーターからモバイル・サービスを取得できるエリアを示します。
3オペレーターで、ユーザーは訪れた場所の少なくとも5分の1で5Gサービスを体感しました。NTTドコモは、10ポイント中2.8の5G到達率スコアを獲得しました。SoftBankとauのユーザーも、5分の1以上の場所でそれぞれスコア2.5と2の5Gを体感しました。楽天ユーザーの5G到達率は0.5のスコアで遅れを取りました。
5G到達率は、ユーザーがどのようにオペレーターの5Gネットワークの地理的範囲を体感するaかを測定します。 ユーザーが訪れたすべての場所のうち、ユーザーが5Gネットワークに接続した場所の平均割合を分析します。 簡単に言うと、5G到達率は、日常のユーザーにとって最も重要なすべての場所、つまり、ユーザーが住んでいる場所、働いている場所、移動している場所すべてでの5Gモバイル・エクスペリエンスを測定します。 各オペレーターを介した5G到達率は、0から10の尺度で測定されます
カバレッジ・マップには、3G以上のモバイル・サービスに接続しているユーザーから測定値を受け取った場所が表示されます。各マップはその携帯電話オペレーターからモバイル・サービスを取得できるエリアを示します。
利用率の地域別アワードは、1地域を除く全地域のオペレーター間での共同受賞でした。全国利用率アワードと同じく関東利用率アワードもNTTドコモが大差をつけて受賞しました。
その他の地域では、このアワードは接戦でした。SoftBankはこの賞を近畿でNTTドコモと共同受賞しました。同様に中国ではau、NTTドコモが共同受賞しました。しかし、他5地域では3社(au、NTTドコモ、SoftBank)が共同受賞しています。楽天が受賞または共同受賞した地域はありませんでした。
私たちの測定によると、NTTドコモとSoftBankは、HDビデオ、グループ・ビデオ会議通話、ゲームのパフォーマンスに関する推奨の最小しきい値を、ユーザーのテストの大部分で満たしていました。そのため両社は、「一貫した素晴らしい品質」アワードの共同受賞となりました。NTTドコモの86.5%、SoftBankの86.4%と統計的同点で、auと比較して約1.7%のリードを獲得しています。楽天は76.4%のスコアでさらに遅れを取りました。
一貫した品質は、一般的なアプリケーション要件をサポートするため、ネットワーク上でのユーザー・エクスペリエンスがどれほど十分であったか測定します。ダウンロード速度、アップロード速度、遅延、ジッター、パケット損失、サーバー初期応答時間(TTFB)と試行されたテスト(ダウンロード・コンポーネントまたはサーバー応答コンポーネントのいずれかで接続の問題が発生し、成功しなかったもの)の割合を測定します。
素晴らしい一貫性のある品質は、HDビデオの視聴、グループビデオ会議通話の完了、ゲームのプレイに最低限必要なパフォーマンスのしきい値を満たしているユーザーのテストの割合です。
SoftBankは「中核となる一貫した品質」アワードを受賞しました。私たちの測定値に基づき、日本の4オペレーターのうち、ユーザーのテストの最も高い割合(93.6%)でSDビデオ、音声通話、ウェブ・ブラウジングなどの低パフォーマンス・アプリケーションの推奨パフォーマンスしきい値を満たしたのです。NTTドコモとauはそれぞれ92.8%と92.7%のスコアを獲得し、楽天は87.1%のスコアを獲得して4位につきました。
一貫した品質は、一般的なアプリケーション要件をサポートするため、ネットワーク上でのユーザー・エクスペリエンスがどれほど十分であったか測定します。ダウンロード速度、アップロード速度、遅延、ジッター、パケット損失、サーバー初期応答時間(TTFB)と試行されたテスト(ダウンロード・コンポーネントまたはサーバー応答コンポーネントのいずれかで接続の問題が発生し、成功しなかったもの)の割合を測定します。
中核となる一貫した品質は、SDビデオ、音声通話、ウェブ・ブラウジングなどの低パフォーマンス・アプリケーションの最低限の推奨パフォーマンスしきい値を満たしているユーザーのテストの割合です。
世界中の1,000万以上のデバイスから数十億もの個別測定を日々収集し、Opensignalは世界中の主要なネットワーク事業者におけるモバイル・ユーザー体感について独立して分析を行っています。
記者の方々、この画像を使用頂く際はOpensignalのロゴと著作権
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各メトリックに対して、グラフ上に示されているような統計的信頼区間を計算しています。信頼区間が重なり合う際、測定結果は勝者を宣言するには近すぎるという事になります。この場合、我々は統計的ドローを示します。このような理由から、いくつかのメトリックにおいては複数のオペレーター勝者がでる事になります。
棒グラフにおいては、信頼区間を棒グラフの各サイドにある境界として捉えています。
サポート・メトリック・チャートにおいては、信頼区間を+/-数値として表しています。
モバイル・ネットワーク・ユーザー体感を分析するにあたって、なぜ信頼区間が重要なのか