Opensignalはユーザーの方々のモバイル・ネットワーク・ユーザー体感を分析する独立したグローバル・スタンダードを有しています。弊社の商業レポートはモバイル・ネットワークにおいてユーザーの方々が実際に体感している経験を理解する為の決定的な指標となるでしょう。
Opensignalはユーザーの方々のモバイル・ネットワーク・ユーザー体感を分析する独立したグローバル・スタンダードを有しています。弊社の商業レポートはモバイル・ネットワークにおいてユーザーの方々が実際に体感している経験を理解する為の決定的な指標となるでしょう。
前回のレポートでエクセレント・コンシステント・クオリティー・アワード(一貫した素晴らしい品質)を受賞したNTTドコモでしたが、今回はソフトバンクがエクセレント・コンシステント・クオリティー・アワードとコア・コンシステント・クオリティー・アワード(中核となる一貫した品質)の両方を受賞しました。これは、日本で最も安定したモバイル・ネットワーク・エクスペリエンスを享受しているのはソフトバンク・ユーザーということです。
5Gビデオ・エクスペリエンス・アワードはソフトバンク (78.6) の単独受賞でしたが、全体のビデオ・エクスペリエンス・アワードは、統計的同点 (100点中72~72.4のスコア) でNTTドコモとソフトバンクの共同受賞でした。「素晴らしい (78以上)」と5Gビデオ・ストリーミング・エクスペリエンスで評価されたのはソフトバンクのみでした。
5Gの平均ダウンロード・スピードは204Mbps、全体の平均ダウンロード・スピードは52.8MbpsでNTTドコモが5Gダウンロード・スピード・エクスペリエンスと全体のダウンロード・スピード・エクスペリエンスの両方を受賞しています。5Gダウンロード・スピードでは楽天が174.4Mbpsで2位となりましたが、全体のダウンロード・スピード・エクスペリエンスで2位となったのは45.7Mbpsのスコアを出したauでした。
楽天は5Gアップロード・スピードと全体のアップロード・スピード・エクスペリエンスの両方を受賞しました。5Gカテゴリでは29.5Mbpsのスコアでその次がソフトバンク (21.2Mbps) でした。楽天ユーザーの全体の平均アップロード・スピードである18.3Mbpsは、2位ソフトバンク (9Mbps) の倍以上の速度です。
ソフトバンクが全体のゲーム・エクスペリエンス・アワードと5Gゲーム・エクスペリエンス・アワードの両方を受賞しました。全体のアワードは1ポイント以下の差でしたが、2位auの81.5に対してソフトバンクは82.3のスコアで、5Gにおける得点差はより広がりました。ソフトバンクは5Gゲーム・エクスペリエンスで89.1点を獲得し、「素晴らしい (85以上)」の評価となりました。auと楽天は82.4~83点のほぼ同点で2位同時受賞、NTTドコモは77.4点でその次の順位となりました。
日本のモバイル市場は引き続き進化中です。前回のOpensignalレポートから半年間に日本のオペレーター3社でユーザーの5G接続時間 (5G利用率) が大幅に増加しました。同様に、ユーザーは5Gがこれまで以上に多くの場所で利用されており、5G到達率のスコアも上昇しています。
5G利用率については、auが5.5%から9.3%、ソフトバンクが5.9%から8.4%、NTTドコモが4.5%から6.1%とこれらの3オペレーターが大幅に向上し、前回のレポートからわずか6ヶ月で驚異的な上昇を見せています。5Gの到達率については、auとSoftBankが10点満点で4.3点となり、これら2オペレーターのユーザーが訪問する場所の半分で5Gが見えるようになりつつあることがわかりました。 5G 利用率と5G到達率の増加は、ユーザーが5Gで体感する、より良いスピード、マルチプレイヤーモバイルゲーム、ビデオストリーミングをより頻繁に体感できるようになったことを意味しています。
本レポートでは、オペレーター4社すべてでOpensignalアワードが再度共同受賞となり、日本における競争が激化していることを示しています。ソフトバンクが6つの単独受賞と2つの共同受賞で再び最多受賞となり、NTTドコモが3つの単独受賞と2つの共同受賞でその次点となりました。楽天はアップロード・スピードで賞を2つ獲得し、auは全体の音声アプリ・エクスペリエンスと5G到達率で共同受賞、5G利用率アワードを単独受賞しました。
NTTドコモとソフトバンクが全体のビデオ・エクスペリエンス・アワードを共同受賞しました。これらのランクは「とても良い (68~78)」という評価で、ユーザーは平均1080p以上でビデオを読み込むことができ、十分高速な読み込み時間で失速はほぼありません。
auはモバイル・ビデオ・ストリーミングで100点満点中71.6点、楽天は69.2点と、僅差で次点となりました。どちらのオペレーターも「とても良い (68~78)」と評価されています。
Opensignalのビデオ・エクスペリエンスは、オペレーターのネットワークを介した実世界のビデオ・ストリームの測定によって、モバイル・デバイスに配信されるビデオ品質を定量化します。メトリックは国際電気通信連合(ITU)アプローチをベースに、画質、ビデオ読み込み時間、失速率と実際の人々から報告される受け身としてのビデオ・エクスペリエンスの間の関係を導く詳細な調査の上に成り立つアプローチになります。ビデオ・エクスペリエンスを計算する為、0から100までの値で各オペレーターによる一般的なビデオ・エクスペリエンスを測定するようなITUアプローチを採用し、エンド・ユーザーのデバイスからビデオ・ストリームを直接測定します。ビデオ・テストには様々な解像度(フルHD(FHD)、4K/ウルトラHD(UHD)を含む)を含め、世界大手のビデオ・コンテンツ業者から直接ストリームしてもらいます。
ビデオ・エクスペリエンスに加えて、ビデオ・エクスペリエンス関連の次のメトリックを報告します。
ソフトバンクは僅差で再び全体のゲーム・エクスペリエンスを制しました。この82.3のスコアは、au (81.5) と比較するとその差はわずか1ポイントを切っています。実際、4点差に満たない差が全オペレーターの全体のスコア評価をわけることになりました。
エクスペリエンス値は「良い (75~85)」となっており、ほとんどのユーザーがエクスペリエンス値に満足しています。ゲームプレイ・エクスペリエンスは概してコントロールが保てる状態であり、ユーザーのアクションがすぐゲームに反映されます。自分のアクションとゲームの間に遅延を感じるユーザーはほとんどいません。
Opensignalのゲーム・エクスペリエンスでは、オペレーターのネットワーク上でどのようにモバイル・ユーザーがリアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲームを体験しているかを測定します。0~100ポイントで測定されたユーザーのマルチプレーヤー・モバイル・ゲーム・エクスペリエンスが、遅延、パケット損失、ジッターなどのモバイルネットワーク条件によってどのような影響を受けるかを分析します。
ゲーム・エクスペリエンスは、世界中にあるサーバーにモバイル・デバイスを接続した状態で、リアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲームをプレイの際のエクスペリエンスを数値化しています。このアプローチは、数年に渡る技術ネットワーク・パラメーターと実際のモバイル・ユーザーから報告を受けたゲーム・エクスペリエンス間の関係性を数値化した結果に基づいています。このパラメーターには遅延(往復時間)、ジッター(遅延の変動性)、パケット損失(宛先に到達しないデータパケットの割合)が含まれています。またネットワーク条件への平均感度を測定する為、複数のマルチプレーヤー・モバイル・ゲームのジャンルも考慮しています。このゲーム・テストには、世界中でプレイされている一番人気のリアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲーム(Fortnite、Pro Evolution Soccer、Arena of Valor等)も含まれています。
ゲーム・エクスペリエンスを計算する為には、ユーザーのデバイスからリアル・ゲームをホストしているエンドポイントのインターネットまでのエンド・ツー・エンドのエクスペリエンスを測定するところから始まります。それから0から100までの値で得点付けられます。
ゲーム・エクスペリエンスに加えて、ゲーム・エクスペリエンス関連の次のメトリックを報告します。
全体の音声アプリ・エクスペリエンスはLINE、WhatsApp、Facebook Messengerなどの人気アプリを使ったリアルタイム音声チャットで、auとNTTドコモが100点満点中82.2~82.1の統計的同点のスコアを獲得しました。ソフトバンク (81.7) と楽天 (80.6) は、僅差でこの2社の次点となりました。
Opensignalの音声アプリに対するエクスペリエンスは、オーバー・ザ・トップ(OTT)ボイスサービスのエクスペリエンス品質を測定するものであり、国際電気通信連合(ITU)から発生したモデルを使用するWhatsApp、Skype、Facebookメッセンジャー等のモバイルデバイスアプリを元にして、全体的な音声通話品質と一連の校正された技術的パラメーターを測定します。このモデルは知覚される通話品質と技術的測定の間に生じる正確な関連姓において特徴づけられます。各オペレーターの音声アプリ・エクスペリエンスは、0から100までの値で得点付けられます。
音声アプリ・エクスペリエンスに加えて、それに関連する次のメトリックを報告します:
全体のダウンロード・スピード・エクスペリエンスのオペレーター4社の順位は、前回のOpensignalレポートと同じですが、すべてのスコアが微増となっています。平均ダウンロード・スピードで受賞したのは今回もNTTドコモ (前回47.1Mbps、今回52.8Mbps) でした。
他のオペレーターも同様にスコアがわずかに上がりました。第2位のauユーザーの平均ダウンロード・スピードは43.4Mbpsから45.7Mbps、ソフトバンクは37.9Mbpsから41.3Mbps、楽天は30Mbpsから33.7Mbpsに上がりました。
Mbpsで測定されるダウンロード・スピード・エクスペリエンスは、オペレーターのモバイル・データ・ネットワークを通してユーザーが体感する典型的な毎日の速度を示しています。
ダウンロード・スピード・エクスペリエンスに加えて、ダウンロード速度に関連する次のメトリックを報告します。
楽天 (18.3Mbps) は、全体のアップロード・スピード・エクスペリエンス・アワードを再受賞しました。これは他3社 (ソフトバンクは9Mbps、auとNTTドコモは7.9Mbps) の2倍以上の速度です。ソーシャルメディアでの写真やビデオの共有、友達へのメッセージ送信、大きな添付ファイルのメール送信時にユーザーにとって重要なのが平均アップロード・スピードです。
アップロード・スピード・エクスペリエンスは、各オペレーターのモバイル・データ・ネットワーク上での平均アップロード速度を測定するものです。現在のモバイル・ブロードバンド技術はユーザーに各デバイスでコンテンツを消費してもらう為に出来る限り速いダウンロード速度を提供する事に焦点を当てている為、通常アップロード速度はダウンロード速度よりも遅くなっています。モバイル・インターネットの傾向がコンテンツをダウンロードする事からコンテンツを作成しリアルタイムでのコミュニケーション・サービスをサポートする事にシフトしている為、アップロード速度がより重要になってきており、アップストリーム能力を上げる為の新しい技術も出てきています。
アップロード・スピード・エクスペリエンスに加えて、アップロード速度に関連する5つのサポート・メトリックを報告します。
カテゴリによって大きく異なるのが、モバイル・ネットワークの全体的なエクスペリエンスの結果です。地域における通信速度 (ダウンロード・スピードとアップロードスピード) ではそれぞれ、同一オペレーターが全地域で受賞しました。全地域でダウンロード・スピード・エクスペリエンスを受賞したのはNTTドコモ、全地域でアップロード・スピード・エクスペリエンスを受賞したのは楽天でした。
音声アプリ・エクスペリエンスはauとNTTドコモが6地域で共同受賞し、中部ではNTTドコモが全勝、四国ではソフトバンク、auとNTTドコモが共同受賞しました。このカテゴリで地域別アワードに漏れたのは楽天です。
各地域のゲーム・エクスペリエンス・アワードはauとソフトバンクの共同受賞です。ソフトバンクは中部と近畿でゲーム・エクスペリエンスを総なめにしました。auは九州と東北の2地域での勝利でした。残りの4地域はauとソフトバンクの共同受賞でした。
ビデオ・エクスペリエンスでは、中国で楽天がオペレーター3社と共同で勝利を収めました。中部では、NTTドコモとソフトバンクが共同で優勝しました。その他の地域では、au、NTTドコモ、ソフトバンクが三つ巴での勝利でした。
5Gビデオ・エクスペリエンスにおいて「素晴らしい (78以上)」という評価を獲得したのはソフトバンク (78.6) のみです。つまりソフトバンクのユーザーは5G接続で平均1080p以上の解像度のビデオを高速に読み込んでストリーミングでき、中断することはありません。
他のオペレーター3社のユーザーはすべて「とても良い (68~78)」5Gビデオ・エクスペリエンスを享受しています。100点満点中NTTドコモは76.9、auは75.6、楽天は73.6と、ソフトバンクよりもやや低いスコアです。
5Gビデオ・エクスペリエンスは、5G接続時の実際のビデオ・ストリームで、Opensignalユーザーによるモバイル・ビデオ・エクスペリエンス品質を定量化します。メトリックは国際電気通信連合(ITU)アプローチをベースに、画質、ビデオ読み込み時間、失速率と実際の人々から報告される受け身としてのビデオ・エクスペリエンスの間の関係を導く詳細な調査の上に成り立つアプローチになります。5G ビデオ・エクスペリエンスを計算する為、0から100までの値で各オペレーターの5Gネットワークでユーザーにより観察されたビデオ・エクスペリエンスを測定するようなITUアプローチを採用し、エンド・ユーザーのデバイスからビデオ・ストリームを直接測定します。ビデオ・テストには様々な解像度(フルHD(FHD)、4K/ウルトラHD(UHD)を含む)を含め、世界大手のビデオ・コンテンツ業者から直接ストリームしてもらいます。
ソフトバンクは100点満点中89.1点と大差で5Gゲーム・エクスペリエンスを受賞しました。このレポートで唯一、5Gマルチプレイヤー・ゲームのスコアで「素晴らしい (85以上)」と評価されたのです。これは大多数のユーザーがこのネットワーク・エクスペリエンスを許容できると考えているということです。ほぼすべての回答者がアクションがすぐにゲームに反映され、ゲームのコントロールを保てると感じています。ほぼすべての場合において顕著な遅延は生じなかったのです。
他3社のオペレーターの5Gゲーム・エクスペリエンスの評価は「良い(75-85)」と低く、auと楽天は82.4~83ポイントの統計的同点で2位、NTTドコモは77.4でした。
5G ゲーム・エクスペリエンスでは、オペレーターの5G ネットワーク上でどのようにモバイル・ユーザーがリアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲームを体験しているかを測定します。ユーザーのマルチプレーヤー・モバイル・ゲーム・エクスペリエンスが、遅延、パケット損失、ジッターなどのモバイルネットワーク条件によってどのような影響を受けたかを分析します。各オペレーターの5G ゲーム・エクスペリエンスは、0から100までの値で得点付けられます。
5G ゲーム・エクスペリエンスは、世界中にあるサーバーにモバイル・デバイスを接続した状態で、リアルタイム・マルチプレーヤー・モバイルゲームをプレイしている際のエクスペリエンスを数値化しています。このアプローチは、数年に渡る技術ネットワーク・パラメーターと実際のモバイル・ユーザーから報告を受けたゲーム・エクスペリエンス間の関係性を数値化した結果に基づいています。このパラメーターには遅延(往復時間)、ジッター(遅延の変動性)、パケット損失(宛先に到達しないデータパケットの割合)が含まれています。またネットワーク条件への平均感度を測定する為、複数のマルチプレーヤー・モバイル・ゲームのジャンルも考慮しています。このゲーム・テストには、世界中でプレイされている一番人気のリアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲーム(Fortnite, Pro Evolution Soccer, Arena of Valor等)も含まれています。5G ゲーム・エクスペリエンスを計算する為には、ユーザーのデバイスからリアル・ゲームをホストしているエンドポイントのインターネットまでのエンド・ツー・エンドのエクスペリエンスを測定するところから始まります。
100点満点中84スコアで5G音声アプリ・エクスペリエンス・アワードを獲得したのはソフトバンクです。このレポートでは、2スコア以内でオペレーター4社をすべての評価を分けました。
5G⾳声アプリ・エクスペリエンスは、オペレーターの5Gネットワーク上でWhatsApp、Skype、Facebook MessengerなどOTT音声アプリ利用時のOpensignalユーザーの体験を定量化します。国際電気通信連合(ITU)アプローチから発生したモデルを使い、全体的な音声通話品質と一連の校正された技術的パラメーターを測定します。このモデルは知覚される通話品質と技術的測定の間に生じる正確な関連姓において特徴づけられます。各オペレーターの5G 音声アプリ エクスペリエンスは、0から100までの値で得点付けられます。
NTTドコモの5Gダウンロード・スピードの勝利スコア204 Mbpsは、全体のダウンロード・スピード・エクスペリエンス受賞スピード (52.8Mbps) の4倍近く高速です。オペレーター4社すべてで、ユーザーの平均5Gダウンロード・スピードは、全体のダウンロード・スピードよりもはるかに速くなっています。楽天ユーザーの5G平均ダウンロード・スピードは174.4 Mbps(全体のダウンロード・スピードは33.7 Mbps)、ソフトバンク・ユーザーの5G平均ダウンロード・スピードは131.3 Mbps(全体のダウンロード・スピードは41.3 Mbps)、auユーザーの5G平均ダウンロード・スピードは112.4 Mbps (全体では45.7Mbps) です。
5G ダウンロード・スピードでは、すべての3G、4Gおよび5Gネットワークオペレーターを介したOpensignalユーザーが体験した平均ダウンロード速度 エクスペリエンスを計測します。各オペレーターの5Gダウンロード速度はMbps(メガビット/秒)で計算されます。
楽天は僅差で5Gアップロード・スピード・アワードと全体のアップロード・スピード・エクスペリエンス・アワードを受賞しました。楽天の5Gアップロード・スピードは29.5 Mbpsでソフトバンクの21.2 Mbpsを上回っていますが、楽天ユーザーは全体のアップロード・スピードで他オペレーターの2倍以上の速度を享受しています。
5G アップロード・スピードでは、すべての3G、4Gおよび5Gネットワークオペレーターを介したOpensignalユーザーが体験した平均アップロード速度エクスペリエンスを計測します。各オペレーターの5G アップロード速度はMbps(メガビット/秒)で計算されます。
オペレーター4社のスコアはすべて、利用率に関してほぼフルスコア (99%以上) でした。利用率はユーザーが5G、4Gあるいは3Gモバイル信号に接続する時間を見ています。ここではNTTドコモが99.7%という僅差で受賞しました。
私たちの利用率メトリックは、カバレッジやネットワークの地理的範囲における測定値ではありません。これらのメトリックでは、都会から離れた地方やほぼ無人の地域を訪れる場合、信号を受信できるかどうかわからないからです。その代わり、従来のカバレッジ・メトリックにおいては見過ごされていたような、人々が頻繁にいる場所におけるネットワークに接続している時間の割合を測定できます。ユーザーが「どこ」ではなく「いつ」接続しているのかを見る事ができるので、実際のユーザー・エクスペリエンスをより正確に反映させることができます。
またモバイル・ユーザーが最も不満を抱える時間についても確認する事ができます:接続できる信号が全くない時です。最も一般的なデッド・ゾーンとしては、ユーザーは屋内での接続に一番苦労していると分かります。当社の利用可能データのほとんどは屋内から収集されている為(ユーザーがほとんどの時間を過ごしている為)、信号ゼロのエリアを検出することに特に気をつけています。
私たちの利用率メトリックでは、ユーザー中心の時間ベース・アプローチを採用しています。このアプローチは、私たちのリーチ・メトリックで使われるユーザー中心の地理的手法を補完するのです。
利用率はオペレーターのネットワーク上すべてのOpensignalユーザーが3G、4Gまたは5G接続を使っていた時間の割合を示しています。
カバレッジ・マップには、3G以上のモバイル・サービスに接続しているユーザーから測定値を受け取った場所が表示されます。各マップはその携帯電話オペレーターからモバイル・サービスを取得できるエリアを示します。
auの5Gユーザーは接続時間中9.3%でアクティブな接続を享受しており、auが5G利用率アワードを受賞しました。その次に高いスコアを獲得したソフトバンクのユーザーは接続時間中8.4%でアクティブな5G接続を使っています。
私たちの利用率メトリックは、カバレッジやネットワークの地理的範囲における測定値ではありません。これらのメトリックでは、都会から離れた地方やほぼ無人の地域を訪れる場合、信号を受信できるかどうかわからないからです。その代わり、従来のカバレッジ・メトリックにおいては見過ごされていたような、人々が頻繁にいる場所におけるネットワークに接続している時間の割合を測定できます。ユーザーが「どこ」ではなく「いつ」接続しているのかを見る事ができるので、実際のユーザー・エクスペリエンスをより正確に反映させることができます。
またモバイル・ユーザーが最も不満を抱える時間についても確認する事ができます:接続できる信号が全くない時です。最も一般的なデッド・ゾーンとしては、ユーザーは屋内での接続に一番苦労していると分かります。当社の利用可能データのほとんどは屋内から収集されている為(ユーザーがほとんどの時間を過ごしている為)、信号ゼロのエリアを検出することに特に気をつけています。
私たちの利用率メトリックでは、ユーザー中心の時間ベース・アプローチを採用しています。このアプローチは、私たちのリーチ・メトリックで使われるユーザー中心の地理的手法を補完するのです。
5G 利用率では5Gデバイスを持ち、5G契約中でOpensignalユーザーがアクティブな5Gに接続する時間の割合を示しています。
カバレッジ・マップには、3G以上のモバイル・サービスに接続しているユーザーから測定値を受け取った場所が表示されます。各マップはその携帯電話オペレーターからモバイル・サービスを取得できるエリアを示します。
ソフトバンクとauが10点満点中4.3点という統計的同点スコアで5G到達率アワードを共同受賞しました。NTTドコモは5G到達率3.9点と僅差で次点となりましたが、楽天ユーザーのスコアは1.4点で他社オペレーターのユーザーよりもはるかに5G信号を受信できる場所が少ないです。
5G到達率は、ユーザーがどのようにオペレーターの5Gネットワークの地理的範囲を体感するaかを測定します。 ユーザーが訪れたすべての場所のうち、ユーザーが5Gネットワークに接続した場所の平均割合を分析します。 簡単に言うと、5G到達率は、日常のユーザーにとって最も重要なすべての場所、つまり、ユーザーが住んでいる場所、働いている場所、移動している場所すべてでの5Gモバイル・エクスペリエンスを測定します。 各オペレーターを介した5G到達率は、0から10の尺度で測定されます
カバレッジ・マップには、3G以上のモバイル・サービスに接続しているユーザーから測定値を受け取った場所が表示されます。各マップはその携帯電話オペレーターからモバイル・サービスを取得できるエリアを示します。
地域の利用率において優勢なオペレーターはいません。ただし各地域では少なくともオペレーター2社が受賞していますが、全地域で入賞したのはNTTドコモのみでした。九州以外の全地域ではauが共同受賞しました。4地域で利用率を共同受賞したのはソフトバンクと楽天でした。
ソフトバンクは、87.4%のスコアでエクセレント・コンシステント(一貫した素晴らしい品質)アワードを受賞しました。これはソフトバンクのネットワーク上で要求の厳しいアプリの最低ラインに届いたテスト割合が最も多かったことを意味します。次点はNTTドコモ (85.4%) とau (83.6%) でした。楽天は67%のスコアで差が開いています。
一貫した品質は、一般的なアプリケーション要件をサポートするため、ネットワーク上でのユーザー・エクスペリエンスがどれほど十分であったか測定します。ダウンロード速度、アップロード速度、遅延、ジッター、パケット損失、サーバー初期応答時間(TTFB)と試行されたテスト(ダウンロード・コンポーネントまたはサーバー応答コンポーネントのいずれかで接続の問題が発生し、成功しなかったもの)の割合を測定します。
素晴らしい一貫性のある品質は、HDビデオの視聴、グループビデオ会議通話の完了、ゲームのプレイに最低限必要なパフォーマンスのしきい値を満たしているユーザーのテストの割合です。
ソフトバンク (94.1%) は、NTTドコモ (92.5%) とau (92%) のスコアをわずかに上回ってコア・コンシステント・クオリティー(中核となる一貫した品質)アワードを受賞しました。このようなスコアは、オペレーターに対するテストの大部分が要求の少ないモバイルアプリやサービスの最低品質基準を満たしていることを意味しています。
一貫した品質は、一般的なアプリケーション要件をサポートするため、ネットワーク上でのユーザー・エクスペリエンスがどれほど十分であったか測定します。ダウンロード速度、アップロード速度、遅延、ジッター、パケット損失、サーバー初期応答時間(TTFB)と試行されたテスト(ダウンロード・コンポーネントまたはサーバー応答コンポーネントのいずれかで接続の問題が発生し、成功しなかったもの)の割合を測定します。
中核となる一貫した品質は、SDビデオ、音声通話、ウェブ・ブラウジングなどの低パフォーマンス・アプリケーションの最低限の推奨パフォーマンスしきい値を満たしているユーザーのテストの割合です。
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各メトリックに対して、グラフ上に示されているような統計的信頼区間を計算しています。信頼区間が重なり合う際、測定結果は勝者を宣言するには近すぎるという事になります。この場合、我々は統計的ドローを示します。このような理由から、いくつかのメトリックにおいては複数のオペレーター勝者がでる事になります。
棒グラフにおいては、信頼区間を棒グラフの各サイドにある境界として捉えています。
サポート・メトリック・チャートにおいては、信頼区間を+/-数値として表しています。
モバイル・ネットワーク・ユーザー体感を分析するにあたって、なぜ信頼区間が重要なのか