Opensignalはユーザーの方々のモバイル・ネットワーク・ユーザー体感を分析する独立したグローバル・スタンダードを有しています。弊社の商業レポートはモバイル・ネットワークにおいてユーザーの方々が実際に体感している経験を理解する為の決定的な指標となるでしょう。
Opensignalはユーザーの方々のモバイル・ネットワーク・ユーザー体感を分析する独立したグローバル・スタンダードを有しています。弊社の商業レポートはモバイル・ネットワークにおいてユーザーの方々が実際に体感している経験を理解する為の決定的な指標となるでしょう。
NTTドコモが5Gダウンロード・スピード・アワードと総合ダウンロード・スピード・エクスペリエンス・アワードの両方を受賞しました。NTTドコモのダウンロード・スピードは他社オペレーターのものよりも速かったのです。その5Gダウンロード・スピード・スコアは211.6Mbpsで、Opensignalユーザーの平均スピードが200Mbpsを超えたのはNTTドコモのみでした。
前回の日本レポートでは、楽天がアップロード・スピード・エクスペリエンス・アワードの両方を受賞しました。総合エクスペリエンスでは、楽天のスコア16.9Mbpsは、競合他社に接続しているユーザーのアップロード・スピードの2倍近いものでした。5Gアップロード・スピードでは、楽天が27.9Mbpsで2位のSoftBankの20.2Mbpsを上回り、相対的僅差での勝利となりました。
より要求の厳しい用途ではNTTドコモがエクセレント・コンシステント・クオリティ(一貫した素晴らしい品質)アワードを受賞し、これまで共同受賞していたSoftBankを0.4ポイントリードして勝利しました。ただしSoftBankはコア・コンシステンシー・クオリティ(中核となる一貫した品質)アワードを維持しています。
5Gゲーム・エクスペリエンス・アワードと総合ゲーム・エクスペリエンス・アワードの両方を受賞したことで、SoftBankのユーザーは紛れもない日本一のゲーム・エクスペリエンスを体感しました。SoftBankのスコアは84.9と79.9で、いずれも「良い (75~85点)」との評価でした。
この両社が総合ビデオ・エクスペリエンス・アワードを共同受賞しました。NTTドコモはその差を縮め、両社は62.3〜63.2ポイントの範囲で統計的同点となり、SoftBankが完全勝利した前回のレポートから変化しています。しかし、5Gビデオ・エクスペリエンス・アワードでは78.6でNTTドコモの75.6を上回り、SoftBankが勝利を維持しました。
auは、前回のレポートで受賞を逃した⾳声アプリ・エクスペリエンスと5G利⽤率の共同受賞を2つ新たに獲得しました。しかし、NTTドコモとSoftBankがそれぞれ単独受賞の4賞を獲得し、楽天の単独受賞2つを抑えて最多受賞を記録しています。NTTドコモの3つの共同受賞、楽天の2つの共同受賞に対して、SoftBankは5つの共同受賞しているため、合計ではSoftBankが最多の受賞数です。
Opensignalのグローバル5Gエクスペリエンス比較では、日本が再び高い評価となりました。Opensignal 5Gグローバル・モバイル・ネットワーク・エクスペリエンス・アワード2022で日本のオペレーターは5Gゲーム・エクスペリエンスの5Gグローバル・リーダー・アワードおよび対前年比改善における素晴らしい5Gグローバル・ライジング・スター・アワード10社に入賞しました。
総務省は日本の5Gエクスペリエンスの向上を目指しています。その目標は2024年3月末までに5Gの人口カバー率98%を達成することです。さらに重要なのは、データ消費量の増加に伴い、日本は5Gサービスに利用できる周波数帯増を目標に掲げていることです。その最初の計画ステップとして、2022年に2.3GHz帯の周波数を新たに割り当てて、2025年に他の互換性のある帯域に3倍の割り当てを行う予定です。
5Gに関する国際協力も活発です。日本の団体は5Gに関してEUおよび米国との連携を強化し、インドとも連携についての意見を交換しています。またスマートフォン向け衛星通信への関心が高まっています。これは来たるべき5Gの標準規格であるRelease 17の一部であるため、情報通信研究機構 (NICT) と欧州宇宙機関 (ESA) は日本-欧州間の直接接続を提供しようと、衛星接続の別の使用法を検証してきたのです。
オペレーターは、5Gのカバレッジ目標に向けて、5Gの利用可能範囲を拡大し続けています。KDDI auは2024年3月までに5G人口カバー率95%達成を目標にしています。NTTドコモもauと同じく2024年3月の人口カバー率90%超を目標に対応を続けていますが、瞬速5Gネットワークはすでに50%を超えているとのことです。4月にSoftBankはその< a target='_new' href='https://5gobservatory.eu/softbank-says-its-5g-network-now-covers-90-of-japans-population/'>5Gサービスが人口比90%に達したと発表しました。新規参入オペレーターである楽天は自社で4Gインフラの整備を進め、auへのローミング依存度を下げつつ5Gサービスの構築も同時に進めています。楽天は2023年12月までに4G基地局数を60,000局以上の拡大を目標に掲げると同時に、2月時点で4,000局だった5G基地局数を2022年8月には12,000局まで拡大しました。
日本におけるモバイル・ネットワーク・エクスペリエンスに関するこの最新レポートでは、オペレーターの立場に変化が見られました。NTTドコモが台頭しました。前回のレポートでは受賞のなかったauが、共同受賞で2つの賞を獲得しました。しかしアップロード・スピード・アワードではいずれも楽天がキープし、受賞数最多は今回もSoftBankでした。全体としてこれらの結果はモバイル・エクスペリエンスを正確に測定するためにさまざまな方法を複数検討することが重要である日本市場の競争の激しさを示しています。
前回のレポートではSoftBankがビデオ・エクスペリエンスを単独受賞しました。しかし総合ビデオ・エクスペリエンスではNTTドコモがSoftBankに僅差まで差を縮めました。このためこの2社のオペレーターは統計的同点となり、共同受賞となりました。
優勝スコアはauや楽天のビデオ・エクスペリエンスの結果と同様に「良い (55~65)」と評価されました。つまりユーザーは許容できる範囲ではあっても一貫性のない体感をしていました。同じビデオ・ストリーミング・プロバイダーであっても、特に高解像度で著しく遅い読み込み時間や失速も珍しくなかったのです。
Opensignalのビデオ・エクスペリエンスは、オペレーターのネットワークを介した実世界のビデオ・ストリームの測定によって、モバイル・デバイスに配信されるビデオ品質を定量化します。メトリックは国際電気通信連合(ITU)アプローチをベースに、画質、ビデオ読み込み時間、失速率と実際の人々から報告される受け身としてのビデオ・エクスペリエンスの間の関係を導く詳細な調査の上に成り立つアプローチになります。ビデオ・エクスペリエンスを計算する為、0から100までの値で各オペレーターによる一般的なビデオ・エクスペリエンスを測定するようなITUアプローチを採用し、エンド・ユーザーのデバイスからビデオ・ストリームを直接測定します。ビデオ・テストには様々な解像度(フルHD(FHD)、4K/ウルトラHD(UHD)を含む)を含め、世界大手のビデオ・コンテンツ業者から直接ストリームしてもらいます。
ビデオ・エクスペリエンスに加えて、ビデオ・エクスペリエンス関連の次のメトリックを報告します。
SoftBankは100点満点中79.9で再びゲーム・エクスペリエンス・スコアで再優勝しました。優勝のSoftBankと4位のNTTドコモ (77.1) とのスコア差は3点ほどで4社とも差はわずか数点でした。
オペレーター4社のスコアはいずれも「良い (75-85)」でした。つまり、ほとんどのユーザーが体感に問題なしと判断しているのです。ゲームプレイはおおむねコントロール可能で、ユーザーは操作とゲーム上の動きとの間で即座にフィードバックを受けることができました。操作とゲームの動きとの間に遅延を感じたユーザーはほとんどいなかったのです。
Opensignalのゲーム・エクスペリエンスでは、オペレーターのネットワーク上でどのようにモバイル・ユーザーがリアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲームを体験しているかを測定します。0~100ポイントで測定されたユーザーのマルチプレーヤー・モバイル・ゲーム・エクスペリエンスが、遅延、パケット損失、ジッターなどのモバイルネットワーク条件によってどのような影響を受けるかを分析します。
ゲーム・エクスペリエンスは、世界中にあるサーバーにモバイル・デバイスを接続した状態で、リアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲームをプレイの際のエクスペリエンスを数値化しています。このアプローチは、数年に渡る技術ネットワーク・パラメーターと実際のモバイル・ユーザーから報告を受けたゲーム・エクスペリエンス間の関係性を数値化した結果に基づいています。このパラメーターには遅延(往復時間)、ジッター(遅延の変動性)、パケット損失(宛先に到達しないデータパケットの割合)が含まれています。またネットワーク条件への平均感度を測定する為、複数のマルチプレーヤー・モバイル・ゲームのジャンルも考慮しています。このゲーム・テストには、世界中でプレイされている一番人気のリアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲーム(Fortnite、Pro Evolution Soccer、Arena of Valor等)も含まれています。
ゲーム・エクスペリエンスを計算する為には、ユーザーのデバイスからリアル・ゲームをホストしているエンドポイントのインターネットまでのエンド・ツー・エンドのエクスペリエンスを測定するところから始まります。それから0から100までの値で得点付けられます。
ゲーム・エクスペリエンスに加えて、ゲーム・エクスペリエンス関連の次のメトリックを報告します。
オペレーター4社のスコアが統計的同点であったため、音声アプリ・エクスペリエンスにおける差異はありません。音声アプリ・エクスペリエンスには、リアルタイム・ボイスチャットで使われるLINEなどの人気アプリが含まれます。
Opensignalの音声アプリに対するエクスペリエンスは、オーバー・ザ・トップ(OTT)ボイスサービスのエクスペリエンス品質を測定するものであり、国際電気通信連合(ITU)から発生したモデルを使用するWhatsApp、Skype、Facebookメッセンジャー等のモバイルデバイスアプリを元にして、全体的な音声通話品質と一連の校正された技術的パラメーターを測定します。このモデルは知覚される通話品質と技術的測定の間に生じる正確な関連姓において特徴づけられます。各オペレーターの音声アプリ・エクスペリエンスは、0から100までの値で得点付けられます。
音声アプリ・エクスペリエンスに加えて、それに関連する次のメトリックを報告します:
NTTドコモのユーザーが体感した平均ダウンロード・スピード47.1Mbpsにより、同社はダウンロード・スピード・エクスペリエンス・アワードを受賞しました。2位はauで43.4Mbps、SoftBankは37.9Mbps、楽天は30Mbpsでした。
Mbpsで測定されるダウンロード・スピード・エクスペリエンスは、オペレーターのモバイル・データ・ネットワークを通してユーザーが体感する典型的な毎日の速度を示しています。
ダウンロード・スピード・エクスペリエンスに加えて、ダウンロード速度に関連する次のメトリックを報告します。
楽天はアップロード・スピード・エクスペリエンス部門で差をつけて勝利しました。16.9Mbpsというスコアは、2位のSoftBankユーザーの平均アップロード・スピードよりも8Mbps近く速いのです。しかし前回のレポートではその差は6Mbps以下でした (15.8Mbps対10.3Mbps)。
ここでも他のオペレーター3社における差はほとんどありません。アップロード・スピード・エクスペリエンスのスコアは7.9Mbpsから9Mbpsで、楽天のエクスペリエンスの約半分でした。
アップロード・スピード・エクスペリエンスは、各オペレーターのモバイル・データ・ネットワーク上での平均アップロード速度を測定するものです。現在のモバイル・ブロードバンド技術はユーザーに各デバイスでコンテンツを消費してもらう為に出来る限り速いダウンロード速度を提供する事に焦点を当てている為、通常アップロード速度はダウンロード速度よりも遅くなっています。モバイル・インターネットの傾向がコンテンツをダウンロードする事からコンテンツを作成しリアルタイムでのコミュニケーション・サービスをサポートする事にシフトしている為、アップロード速度がより重要になってきており、アップストリーム能力を上げる為の新しい技術も出てきています。
アップロード・スピード・エクスペリエンスに加えて、アップロード速度に関連する5つのサポート・メトリックを報告します。
両地域のスピード・アワードの受賞はダウンロード・スピード・エクスペリエンスがNTTドコモ、アップロード・スピード・エクスペリエンスが楽天とオペレーター1社が独占しています。ただしビデオ・ストリーミング、マルチプレイヤー・ゲーム、音声アプリ・エクスペリエンス・アワードは、全オペレーターが共同受賞しています。
NTTドコモは8地域のユーザー平均ダウンロード・スピードで完全優勝し、中国地方ではauとSoftBankとの共同受賞でした。同様に、楽天は6地域でアップロード・スピード・エクスペリエンス・アワードを単独受賞し、中国地方と東北地方ではSoftBankとの共同受賞となりました。
ゲーム・エクスペリエンスでは、国内での受賞と並行してSoftBankは中部地方と近畿地方で単独受賞し、他の地域では地域アワードを共同受賞しました。この部門においては楽天も強く、6地域で共同受賞しました。
日本全国でビデオ・エクスペリエンスにおける熾烈な競争が繰り広げられています。今回全国ではNTTドコモとSoftBankが共同受賞しましたが、地方ではSoftBankのみが近畿地方で単独勝利を果たしました。しかしそれ以外の地域では、NTTドコモがSoftBankと地域アワードを共同受賞しています。
SoftBankは、総合ビデオ・エクスペリエンス・アワードをNTTドコモと共同受賞することになりましたが、5Gビデオ・エクスペリエンス・アワードでは差を維持しました。78.6というスコアで他のどのオペレーターにも3ポイント以上の差をつけています。
NTTドコモとauのユーザーは同じような体感をしていますが、楽天は100点満点中71.5点とかなり低いスコアになっています。しかしOpensignalのユーザーの5G技術接続時のモバイル・ビデオ・ストリーミング・エクスペリエンスは全ユーザーの全体的な体感よりもかなり優れたものでした。オペレーター4社の5Gビデオ・エクスペリエンス・スコアはビデオ・エクスペリエンスの全体スコアよりも約14ポイント高くなっています。
5Gビデオ・エクスペリエンスは、5G接続時の実際のビデオ・ストリームで、Opensignalユーザーによるモバイル・ビデオ・エクスペリエンス品質を定量化します。メトリックは国際電気通信連合(ITU)アプローチをベースに、画質、ビデオ読み込み時間、失速率と実際の人々から報告される受け身としてのビデオ・エクスペリエンスの間の関係を導く詳細な調査の上に成り立つアプローチになります。5G ビデオ・エクスペリエンスを計算する為、0から100までの値で各オペレーターの5Gネットワークでユーザーにより観察されたビデオ・エクスペリエンスを測定するようなITUアプローチを採用し、エンド・ユーザーのデバイスからビデオ・ストリームを直接測定します。ビデオ・テストには様々な解像度(フルHD(FHD)、4K/ウルトラHD(UHD)を含む)を含め、世界大手のビデオ・コンテンツ業者から直接ストリームしてもらいます。
100点満点中84.9点を獲得したSoftBankは、5Gゲーム・エクスペリエンス・アワードを受賞しました。楽天とauは78.3〜80.8点の範囲で統計的同点で2位となりました。NTTドコモのスコアは70.8で4位でした。
5G ゲーム・エクスペリエンスでは、オペレーターの5G ネットワーク上でどのようにモバイル・ユーザーがリアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲームを体験しているかを測定します。ユーザーのマルチプレーヤー・モバイル・ゲーム・エクスペリエンスが、遅延、パケット損失、ジッターなどのモバイルネットワーク条件によってどのような影響を受けたかを分析します。各オペレーターの5G ゲーム・エクスペリエンスは、0から100までの値で得点付けられます。
5G ゲーム・エクスペリエンスは、世界中にあるサーバーにモバイル・デバイスを接続した状態で、リアルタイム・マルチプレーヤー・モバイルゲームをプレイしている際のエクスペリエンスを数値化しています。このアプローチは、数年に渡る技術ネットワーク・パラメーターと実際のモバイル・ユーザーから報告を受けたゲーム・エクスペリエンス間の関係性を数値化した結果に基づいています。このパラメーターには遅延(往復時間)、ジッター(遅延の変動性)、パケット損失(宛先に到達しないデータパケットの割合)が含まれています。またネットワーク条件への平均感度を測定する為、複数のマルチプレーヤー・モバイル・ゲームのジャンルも考慮しています。このゲーム・テストには、世界中でプレイされている一番人気のリアルタイム・マルチプレーヤー・モバイル・ゲーム(Fortnite, Pro Evolution Soccer, Arena of Valor等)も含まれています。5G ゲーム・エクスペリエンスを計算する為には、ユーザーのデバイスからリアル・ゲームをホストしているエンドポイントのインターネットまでのエンド・ツー・エンドのエクスペリエンスを測定するところから始まります。
楽天とSoftBankが5G音声アプリ・エクスペリエンスで競合他社を引き離して共同受賞しました。83.6~83.3の統計的同点で、auの81.9点、NTTドコモの81.1点をわずかに上回ったのです。
5G⾳声アプリ・エクスペリエンスは、オペレーターの5Gネットワーク上でWhatsApp、Skype、Facebook MessengerなどOTT音声アプリ利用時のOpensignalユーザーの体験を定量化します。国際電気通信連合(ITU)アプローチから発生したモデルを使い、全体的な音声通話品質と一連の校正された技術的パラメーターを測定します。このモデルは知覚される通話品質と技術的測定の間に生じる正確な関連姓において特徴づけられます。各オペレーターの5G 音声アプリ エクスペリエンスは、0から100までの値で得点付けられます。
NTTドコモが楽天を抑えて5Gダウンロード・スピード・アワードを受賞しました。NTTドコモユーザーの5G平均ダウンロード・スピードは211.6Mbpsとなり、楽天の193.1Mbpsを上回りました。しかし、auとSoftBankユーザーの5Gダウンロード平均速度は、それぞれ115.3Mbps、130.8Mbpsと大幅に低下したのです。
5G ダウンロード・スピードでは、すべての3G、4Gおよび5Gネットワークオペレーターを介したOpensignalユーザーが体験した平均ダウンロード速度 エクスペリエンスを計測します。各オペレーターの5Gダウンロード速度はMbps(メガビット/秒)で計算されます。
楽天が5Gアップロード・スピード・アワードを維持しました。楽天の受賞はレポートで3回連続です。今回の楽天ユーザー5Gアップロード平均速度は27.9Mbpsで2位のSoftBankの20.2Mbpsを上回りました。しかし、au (12.2Mbps) とNTT docomo (8.5Mbps) のユーザーは、Opensignalユーザーが2大オペレーターで体感した速度の半分以下と、かなり遅い速度になっています。
5G アップロード・スピードでは、すべての3G、4Gおよび5Gネットワークオペレーターを介したOpensignalユーザーが体験した平均アップロード速度エクスペリエンスを計測します。各オペレーターの5G アップロード速度はMbps(メガビット/秒)で計算されます。
NTTドコモは99.7%とほぼ満点で利⽤率アワードを受賞しました。他社オペレーターも同様に高いスコアでした。これは、Opensignalユーザーがほぼすべての接続時間を日本のモバイル・ブロードバンド接続で過ごしたということです。
私たちの利用率メトリックは、カバレッジやネットワークの地理的範囲における測定値ではありません。これらのメトリックでは、都会から離れた地方やほぼ無人の地域を訪れる場合、信号を受信できるかどうかわからないからです。その代わり、従来のカバレッジ・メトリックにおいては見過ごされていたような、人々が頻繁にいる場所におけるネットワークに接続している時間の割合を測定できます。ユーザーが「どこ」ではなく「いつ」接続しているのかを見る事ができるので、実際のユーザー・エクスペリエンスをより正確に反映させることができます。
またモバイル・ユーザーが最も不満を抱える時間についても確認する事ができます:接続できる信号が全くない時です。最も一般的なデッド・ゾーンとしては、ユーザーは屋内での接続に一番苦労していると分かります。当社の利用可能データのほとんどは屋内から収集されている為(ユーザーがほとんどの時間を過ごしている為)、信号ゼロのエリアを検出することに特に気をつけています。
私たちの利用率メトリックでは、ユーザー中心の時間ベース・アプローチを採用しています。このアプローチは、私たちのリーチ・メトリックで使われるユーザー中心の地理的手法を補完するのです。
利用率はオペレーターのネットワーク上すべてのOpensignalユーザーが3G、4Gまたは5G接続を使っていた時間の割合を示しています。
カバレッジ・マップには、3G以上のモバイル・サービスに接続しているユーザーから測定値を受け取った場所が表示されます。各マップはその携帯電話オペレーターからモバイル・サービスを取得できるエリアを示します。
日本ではオペレーターがより多くの5G基地局の配備を目指しているため、ユーザーがアクティブな5G接続で過ごす時間は比較的短時間に留まっています。auとSoftBankは、それぞれ5.5%と5.9%の統計的同点で、5G利⽤率アワードを共同受賞しました。楽天は5G利⽤率のスコアが1.6%と低く、競合他社に明らかに遅れをとっています。
私たちの利用率メトリックは、カバレッジやネットワークの地理的範囲における測定値ではありません。これらのメトリックでは、都会から離れた地方やほぼ無人の地域を訪れる場合、信号を受信できるかどうかわからないからです。その代わり、従来のカバレッジ・メトリックにおいては見過ごされていたような、人々が頻繁にいる場所におけるネットワークに接続している時間の割合を測定できます。ユーザーが「どこ」ではなく「いつ」接続しているのかを見る事ができるので、実際のユーザー・エクスペリエンスをより正確に反映させることができます。
またモバイル・ユーザーが最も不満を抱える時間についても確認する事ができます:接続できる信号が全くない時です。最も一般的なデッド・ゾーンとしては、ユーザーは屋内での接続に一番苦労していると分かります。当社の利用可能データのほとんどは屋内から収集されている為(ユーザーがほとんどの時間を過ごしている為)、信号ゼロのエリアを検出することに特に気をつけています。
私たちの利用率メトリックでは、ユーザー中心の時間ベース・アプローチを採用しています。このアプローチは、私たちのリーチ・メトリックで使われるユーザー中心の地理的手法を補完するのです。
5G 利用率では5Gデバイスを持ち、5G契約中でOpensignalユーザーがアクティブな5Gに接続する時間の割合を示しています。
カバレッジ・マップには、3G以上のモバイル・サービスに接続しているユーザーから測定値を受け取った場所が表示されます。各マップはその携帯電話オペレーターからモバイル・サービスを取得できるエリアを示します。
ユーザーが訪れて5G信号を体感した場所の割合は、ユーザーがアクティブな5G接続で過ごした時間よりも高く、屋内における5G受信に関する課題を示唆しています。10段階評価では、NTTドコモとSoftBankが統計的同点の3.2を獲得し、5G到達率アワードを受賞しました。これはOpensignalユーザーが訪れた場所のほぼ3分の1で5Gの信号を体感したということです。
auはスコア2.8と僅差でした。しかしここでも5G利⽤率と同様、楽天は0.8と他のオペレーター3社よりかなり低いスコアとなっています。
5G到達率は、ユーザーがどのようにオペレーターの5Gネットワークの地理的範囲を体感するaかを測定します。 ユーザーが訪れたすべての場所のうち、ユーザーが5Gネットワークに接続した場所の平均割合を分析します。 簡単に言うと、5G到達率は、日常のユーザーにとって最も重要なすべての場所、つまり、ユーザーが住んでいる場所、働いている場所、移動している場所すべてでの5Gモバイル・エクスペリエンスを測定します。 各オペレーターを介した5G到達率は、0から10の尺度で測定されます
カバレッジ・マップには、3G以上のモバイル・サービスに接続しているユーザーから測定値を受け取った場所が表示されます。各マップはその携帯電話オペレーターからモバイル・サービスを取得できるエリアを示します。
利⽤率における地域別受賞数が最も多かったのはNTTドコモでした。NTTドコモはすべての地域で単独勝利、もしくは共同勝利となりました。関東では単独優勝です。近畿・九州・東北地方ではSoftBankとの共同受賞でした。
SoftBankは北海道と関東を除く全地域で利用率を共同受賞しました。auは4地域で共同受賞していますが、新規参入オペレーターである楽天が共同受賞したのはわずか2地域 (北海道と四国) でした。
NTTドコモは85.9%のスコアで初となるエクセレント・コンシステント・クオリティ(一貫した素晴らしい品質)アワードを勝ち取りました。これは、より要求の厳しいアプリの最低閾値をクリアしたOpensignalユーザーテストの割合がNTTドコモ使用時に最も高かったということです。前回共同受賞のSoftBankは85.5%のスコアで2位でした。
一貫した品質は、一般的なアプリケーション要件をサポートするため、ネットワーク上でのユーザー・エクスペリエンスがどれほど十分であったか測定します。ダウンロード速度、アップロード速度、遅延、ジッター、パケット損失、サーバー初期応答時間(TTFB)と試行されたテスト(ダウンロード・コンポーネントまたはサーバー応答コンポーネントのいずれかで接続の問題が発生し、成功しなかったもの)の割合を測定します。
一貫した品質評価基準(素晴らしい一貫した品質と中核となる一貫した品質)は、私たちの姉妹企業であるTutelaのデータを使って計算され、またその技法を利用しています。詳細は こちらをご覧ください。.
素晴らしい一貫性のある品質は、HDビデオの視聴、グループビデオ会議通話の完了、ゲームのプレイに最低限必要なパフォーマンスのしきい値を満たしているユーザーのテストの割合です。
SoftBankは93%のスコアでNTTドコモの92.8%、auの92.1%に差をつけてコア・コンシステント・クオリティ(中核となる一貫した品質)アワードを受賞しました。楽天は87.5%で4位でした。
一貫した品質は、一般的なアプリケーション要件をサポートするため、ネットワーク上でのユーザー・エクスペリエンスがどれほど十分であったか測定します。ダウンロード速度、アップロード速度、遅延、ジッター、パケット損失、サーバー初期応答時間(TTFB)と試行されたテスト(ダウンロード・コンポーネントまたはサーバー応答コンポーネントのいずれかで接続の問題が発生し、成功しなかったもの)の割合を測定します。
一貫した品質評価基準(素晴らしい一貫した品質と中核となる一貫した品質)は、私たちの姉妹企業であるTutelaのデータを使って計算され、またその技法を利用しています。詳細は こちらをご覧ください。.
記者の方々、この画像を使用頂く際はOpensignalのロゴと著作権
(© Opensignal Limited)情報を残すようにしてください。
事前の書面による同意なしに広告もしくは他の宣伝内容における使用を含む、いかなる商用目的でこの画像を使用する事はできません。
各メトリックに対して、グラフ上に示されているような統計的信頼区間を計算しています。信頼区間が重なり合う際、測定結果は勝者を宣言するには近すぎるという事になります。この場合、我々は統計的ドローを示します。このような理由から、いくつかのメトリックにおいては複数のオペレーター勝者がでる事になります。
棒グラフにおいては、信頼区間を棒グラフの各サイドにある境界として捉えています。
サポート・メトリック・チャートにおいては、信頼区間を+/-数値として表しています。
モバイル・ネットワーク・ユーザー体感を分析するにあたって、なぜ信頼区間が重要なのか